2011年11月30日水曜日

国際ボランティアデイ。

・・・というイベントがありました。
セネガルにあるボランティア団体(日本、韓国、フランス、ベルギー、アメリカ、セネガル等)が一斉に会議、活動紹介、国紹介なんかを行うイベント。

私は「日本ブース」担当で今回も浴衣着用で頑張ったんですが。
イベントの進行はセネガルタイム(予定より2時間押し)・・・
そして予算削減でブースの規模ちっちゃ・・・ **;

今回日本ブース担当でお願いします、って言われたから日本語の模擬授業とか、音楽とか、おもちゃとか、お箸とか、本当に色々準備した。
・・・のに、結局出番があったのはおもちゃと習字用具と浴衣のみ。;;

午前中は子供だらけ。。

名前を漢字に。「蒸多波(ムスタファ)」w

良い機会やから生徒も呼んだんやけど、予想以上に早く撤収になるし、なんか思った以上に小規模やしで、バタバタした状態のまま終了。。。
一体何やったんや。^^;

日本語の授業が出来なかったのは残念やったけど、初級とレベル2の学生が上のレベルの学生に会えたことは良かったみたい。
私とペラペラ日本語で話すセネガル人学生を見て、「自分もこんな風に喋りたい!」って言ってくれてた。

生徒と。

ノリノリでポーズ。

みんな浴衣気に入ってた。

「CESAGでも日本祭やるよー^^」って言ったらみんな「いつ??!」って速攻聞いてくれてたから、日本クラブも早く結成しないとなぁ。。

なんか疲れたけど、生徒の日本語に対する熱心さが伝わって嬉しくもなった一日でした。
あたしも着付け覚えないと。。^^;

2011年11月29日火曜日

その後②

日本語クラスを開始して数週間・・・
だいぶクラスの雰囲気も掴めて、みんなのキャラクターも分かってやり易くなって来ました。
まぁ日本語が定着してるかどうかは別として。。^^;

他の授業があるって言われたら仕方がないんやけど、みんな来たり来なかったりで、一番悩んでた大人数のクラスは毎回25人ぐらい。
あとの20人どこ行ったんや。ww でも正直、これぐらいがやり易い。

夜のクラスもだいたい25~30人ぐらいかなあ。
そんな中でも毎回張り切って来てくれてる子もいるので(昼と夜2回来る子もいる!)、そういう子を育てて行けたらいいなぁ・・・

あたしのクラスは会話やったり、前で発表したり、ビデオ見たり(この間トトロのご飯食べるとこ見せた)、ゲームしたり。楽しい・・・とは思う。
でも楽しいと、面白い・勉強になる、は違うんよねー

セネガルでの日本語学習の現状を考えると、初級は「楽しい」だけの日本語でも良いのかなー、挨拶と自己紹介ぐらい出来たらいいのかなーと思ったりもしますが。
ホンマにどうしたら日本語って定着するんやろう。

みんな意外と「ナルト」を読んでるようで。
教師として読むべきなんかなと考え中。

相変わらず毎日てんやわんやですが、日本語教師楽しくなって来ました!^^*

2011年11月23日水曜日

タリベ。

途上国の多くに「孤児」とか「物乞い」と呼ばれる子供達がいるように、セネガルにも「タリベ」と呼ばれる子供達がいます。
やっぱり大人のしわ寄せを受けるのはいつも子供で。
私は日々、セネガルで家族の温かさを感じているだけに、本当にツライ現実。

タリベにすごく興味があって、セネガル人にもよく質問するんやけど、今までで分かったことを報告します。

『タリベ』とは一般に、親が子供をマラブーと呼ばれるイスラムの宗教指導者(日本でいうお坊さんみたいな)に預けて修行させるんだと。
女の子はお手伝いさんになることが多いから、タリベは男の子のみ。
マラブーが子供達の身の回りの面倒を見て、コーランを勉強させる代わりに、日中は町で道行く人々に食べ物やお金をもらい、それをマラブーに捧げるんだと。

・・・っていうのは表向きの説明。
子供達が『タリベ』になるにはたくさんの理由があるようで。
親が面倒を見られず捨てられた子、結婚する前に出来てしまった子、離婚した後に捨てられる子、など。
はい、全部大人のエゴですが。これがセネガルの現実。
マラブーに・・・っていうのも、どうやら誤解があるようで。
実際はお金の為に子供を出して、何も持って来られない子供に暴力を振るうんだと。コーランの勉強も実際にしてるのかは分かりません。

考えれば考えるほど悲しくなりますが、だからと言ってタリベにお金をあげれば解決される問題でもない。

タリベはだいたい13~14歳までで、大人になると犯罪に走ったり、家具作る仕事をしたり、マルシェで働いたり、バスでお金を徴収する仕事(車掌さんみたいな)をしたり。

情報源はセネガル人とのおしゃべりなので、間違っていたらごめんなさい。^^;

そういえば、この間タリベの家を見て来ました。
小さい家に100人ぐらいのちびっこモンスターが住む家。
カオス過ぎて写真は撮れなかったけど、みんな楽しそうに遊んでたから、そんなところを見ると安心してしまう。
もっと仲良くなってタリベのこと、知りたいなー・・・

これはクサナール。この子たちはタリベかな?よく分からん。違うかも。w

クサナールはダカールとは全く違う景色。早く田舎に旅行行きたいー;;
 これは水汲みをする子供。

A型。

私の家族は全員A型。
だから私は純A型のはずなんやけど、なぜか「O型やろ~」とか「B型っぽい~」とか言われることが多い。
そして私もそう思う。^^;

でも!!
一人暮らしをしていると、自分がA型かもって思うことが多々あります。
例えば、掃除と洗濯。
掃除は絶対毎日するし(掃き掃除は朝と夜の2回!)、洗濯も3日に1回はする。
あたし几帳面やったんや、って思い直してる次第です。w

ま、でも元々「血液型なんて信用してへんねん~人間4つのタイプになんて分けられへんと思う。」って大学の頃から言い張ってたんやけど、協力隊員は同じ意見の人が多い。

・・・やっぱりアフリカに来る人は変わった人が多いんかな。w

2011年11月18日金曜日

その後。

・・・日本語クラスですが。
登録人数は70名超え!
初級クラスは昼と夜の2つに分けることにしました。

まぁ、何だかんだ言って20人ぐらいやろう・・・と思っていると。
甘かった。^^; 昼のクラスは45人!
45人の立派な大人に、週2回、日本語の授業を2時間・・・を、3か月??!
ありえん!!!!!w 

夏休みは5人で、のほほーんとやってたのに。w
もぉ声張り上げるのに必死やし、細かい説明できない。
おまけに後ろから途中で遅れて入って来る人、多数。。

途中で「せんせーい」って呼び止められたり、
プリント足りないって言われたり、
「進むの早い!」って文句言われたり、
前で発表中やのにザワザワしたり。。

少人数よりもにぎやかで楽しいし、やりがいはあるんやけどね・・・
どうしよ。w

そして、そのクラスの子たちが外で日本語で挨拶しまくってるからまた他の生徒が登録に来る・・っていう。 めっちゃくちゃ嬉しいんやけど。

プレッシャー!! ;;

2011年11月14日月曜日

最近。

本格的に仕事を再開しました。
私の仕事内容は、日本語クラスの生徒募集、授業準備、授業実施、クラブ活動・イベント実施。
ボランティアのはずやのに、教職員のようにマンパワーとして働いています。。

今は学生の募集と授業準備中で、毎日事務所に来る学生とスケジュール調整してるんやけど・・・

10月・11月からがこっちの新学期らしくて、若い子がいっぱい。
そして、日本語クラスの人気もすごい。
ちょっと興味があって・・・っていう子がほとんどですが。^^;

今週から初級クラスを始めるんやけど、もう既に希望者50人超え!
まぁ、、今までの経験から多くてもこれの3分の1か、4分の1ぐらいの学生しか来ないやろうけど。
(この人数のコントロールが本当に難しい。。++;)
やっぱり新しい生徒との授業は楽しみ半分、緊張半分で。

レベル2も初級を受講してた学生のほぼ全員が来てくれるっていうので嬉しい限りです。^^
これに加えて社会人クラスも継続して、クラブ活動も始めて、小学校やYMCAにも行って・・・大丈夫か、あたし。
なんか相変わらず気ばっかり焦ってる。

最近もアップダウンが多いけど、2年間しかここにはいれないのかと思うと、悔いのないようにやろう、と思えます。^^
あぁー明後日から新しいクラスの授業開始。 wish me a good luck!!

2011年11月12日土曜日

カレー。

私はティエスの家族に本当に家族のように扱ってもらっています(と思います)。
家族のみんなはどう思ってるか分からんけど、私は不満なんて一つもないし、今回も4泊させてもらったけど、居心地が良くてもっと一緒にいたいと思った。

そんな、お世話になってる家族に何かしたい・・・と、タバスキ後、ダカールに帰る前にみんなにカレーとデザートのフルーチェを作ったん。

「日本食を作る」って言うともう家族の中で一大イベントみたいになって。
前日から明日は何時に起きてマルシェに行こうとか、どんな料理なんだ、とか質問攻め。笑

で、その日は予定通り8時には起きて子供たちとマルシェに行って、カレーの人参、じゃがいも、牛肉を購入。


・・・と、ここまでは良かった。w

帰ってから野菜を切るのを子供たちに手伝ってもらっていると、ママが横からそんなんじゃだめ!と言って来た。
「ダメも何も、日本ではこうやってるよ。」って言っても、「玉ねぎの切り方はこう!」と細かく切られてしまいました。

まぁ、、しょうがない。
どんな風に切ってもまぁ味は変わらんし・・・

と思っていると、調理の時に、まずはお肉を水に入れて沸騰しろと言われる。
硬いと食べられないから、と。
「水は後で入れるから大丈夫、まず野菜と肉を炒めてね・・・」って言っても、セネガルではそんなことしない、と。。

うーん・・・^^;

ここはあたしが押し切って肉と野菜を炒めて、子供たちもずーっとそれを手伝ってくれた。

ママがちょくちょく見に来ては、「そんなやり方・・・」みたいな目でこっちを見るのも気にせず、「大丈夫やから~あたしカレー作ったことあるし!」って言ってたんやけど。

いざ出来上がったら、子供たちと味見。みんな美味しいー!って言ってくれた。
「よし、じゃあ後は時間になったらご飯にカレーを注いで出すだけ。」と思ってたら。。

ママと長女のDiabouが味見をしたらしく、私の元へ。。

嫌な予感。w
なんでも、「辛さが足りない」と。。。
コショウと、ニンニクと、トウガラシを入れた方がいい、と。
肉も足りないから、昨日の羊肉を入れよう、と。

抵抗したけど聞き入れてもらえず。
見るとイライラしてしまうので、私は調理放棄。


なんだかなー・・・

出来上がったカレーは、ちょっとピリ辛で、まぁ普通に美味しかった。
でもカレーの他にセネガル料理「ヤッサ」もママが用意していて。

みんな、「美味しい!」「ありがとう!」とは言うものの。
最後はヤッサ食べてた。笑 ^^;

カレーでこんな反応やったら、寿司や天ぷらなんて絶対作れへんなー
価値観を変えるのって、難しいって本当に思った。

たかが料理、されど料理。
今回の事なんて本当に小さいことやけど、セネガルの中ではわりと都会のティエスでさえ、外から入ってくる物に対してこんな反応。。
しかも何を変えろ、という訳ではなく、私の作る日本食を食べてみてほしかっただけ。
保守的というか、順応性がないというか、臨機応変じゃないというか。

そうなると村での村落開発って大変な仕事やな、って思った。

もぅ家族には料理しませんー笑
デザートだけにしよう。フルーチェは受けたので。^^;

やってもらってばかりで、、、って思ったけど、何も物でお返ししなくてもいいのかもしれない。
今までみたいに子供と歌って、ゲーム教えて、遊んでっていうのでいいのかもしれない。
きっと何かを返して欲しいなんて求められてない。だって家族やもん。

なんだか色々考えさせられた日でした。

子供は気に入ってくれたんやけどねー

2011年11月10日木曜日

TABASKI。

セネガル最大のイベント、タバスキ(犠牲祭)。
それはつまり、私たちが子供の頃にクリスマスやらお正月やら誕生日やらを楽しみにしてたのと同じ感覚のようで。w
そんな特別な日に、「家族で一頭、羊をさばく」というのがとってもアフリカ的ですが。笑

今回、またまたティエスの家族の元に帰りました。^^


我が家の羊。めりーさん(仮名)


タバスキ前日に子供に、「マタ(私の名前)はいっつも遅くまで寝てるから、明日は8時には起きるんやで!」って言われて勝手に携帯の目覚ましをセットされる。w

そして当日、朝になると何やかんや7時半に起こされて、「マター!!!」って子供が言うから、「何?」って聞いたら、ニコニコしながら「今日はタバスキやで♪」って。笑

かわいすぎる!!
知ってるよー・・・^^; そのために来たんやん!w

羊をしめる以外は、コリテと何ら変わらないような気がしましたが。。

男性陣は朝からセネガル服に着替えてモスクへ。
モスクではお祈りをした後、マラブー(イスラム教の宗教指導者)が羊を絞めるらしい。

初登場・パパ。

で、帰って来たら包丁を用意して、男性陣で羊をしめる。
男の子たちが羊を押さえてる間にパパが首を切ってとどめを刺した後、血抜きをして、長男の指示でみんなでバラバラに。

動物を捌くところを見るのは私は今回で3回目。
鶏、豚、羊・・・

息をしてる時はごめんね・・・って思うんやけど、血抜きして、皮を剥ぎ始めると恐ろしいもので、美味しそう!と思うようになっていました。。^^;
皮剥ぐのも手伝ったしね。


みんなでお手伝い。楽しい。


内臓はすぐに炭焼きに。

0歳児だって食べる!笑


そして子供の相手。           今回は、アルプス~いちまんじゃ~くを教えたら大流行した。w

・・・この日は本当に一日ずーっと羊肉を食べて。
夜になると、みんなでオシャレして、子供達と一緒に近所にお金をもらいに。^^

 かわいい!

あたしはコリテの時に作ってもらった服でいいや、って思って今回何も持って来なかったんやけど。
家族にそんなのダメ!と言われ・・・前日に服とアクセサリーを買って来てくれて。
しかも近くのお家で髪を編んでもらって。
全身、完全にセネガル人チョイスのファッション!

「ブルー&オレンジ!」w

一応今年27になりますが、何か?^^;

なんだか、ティーンエイジャーのようですが。。笑
家族や近所では評判でした。^^;


いつも一緒のSalyとMariama。

14歳のFatouの方がよっぽどキレイ。


問題児二人もかっこよく見える。


タバスキは食べまくって、遊びまくって、オシャレして。。。
そんな、いろんな欲求を満たした、盛りだくさんの1日でした。^^

・・・物質的な豊かさはもちろん日本の方が断然上。
こっちでは誕生日もほとんどお祝いしないし、プレゼントなんてもうら機会無いと思う。
でも、家族みんなで協力して羊をさばいて、料理して、一緒に食べて。
髪編んで、オシャレして、あーだこーだお喋りして。
そんな時間が、なんだか懐かしく感じました。


~余談~
羊を絞める作業は男性陣の仕事なんやけど。一番年下の、私のお気に入りSidiは作業中、呼んでも呼んでも来なくて、しまいには家の中に隠れてしまった。
後でお母さんに話を聞いてみると、Sidiは前日まで「どうして羊を殺さないといけないの?明日はチェブジェン(野菜と魚の混ぜご飯)やヤッサプレ(鳥肉の混ぜご飯)でいいやん!」ってずっと言ってたんやって。
かわいすぎる!!!!
そんな心優しい、臆病なSidiもそのうちしっかりと手伝うようになるんだろーな。。
大好き!!

2011年11月3日木曜日

あっちにも。こっちにも。

あっちにも。







こっちにも。







羊 ・ 羊 ・ !!


週明けがタバスキ(犠牲祭、別名:羊祭)なので。

街は羊屋さんだらけです。。
ダカールでは小さいので1頭60,000FCFA~(1万円ちょっと)だそうな。
週明けにはみーんな人間に食されるのかと思うと恐ろしく残酷ですが。
タバスキ楽しみ。^^

ティエス帰ろ~っと♪