2011年12月28日水曜日

日本食パーティ。

早いもので、もう年の瀬ですが。
セネガルではクリスマスの雰囲気も年末の雰囲気もほとんどありません。

若干クリスマスのイルミネーションがあったりクリスマスツリーが出てたりするけど日本程じゃないし、まだ日中は暑いので12月の実感が湧かない今日この頃です。

・・・少し前の話ですが。
学生から、学期末のパーティをしたい!と要望があったので、日本食パーティをしました。
ちょうど任国外旅行に来ていた同期のまこちゃんも手伝ってくれて。
(まこちゃん、本当にありがとう!!!!)
用意したものは手巻き寿司、味噌汁、梅酒、日本のお菓子、箸、日本のオモチャ、浴衣。。

週の初めに言われて、じゃあやろうか!、ってことで金曜日に実施。
クラスも普通にあってバタバタしてたから当日の準備だけで。
前々日から、その日は机4つ貸してって言ってたのに、担当の人、現れず。。
やむを得ず2つの机だけで開始。

段取りもあんまり決めてなかったから完全に私のせいなんですが・・・
結果、カオス(大混乱)になりました。^^;笑

まこちゃんが手巻きずしの説明をしてくれたんやけど、思ったより人数が来た上に机が小さい。
あれよあれよという間に手巻き寿司の材料の取り合いになって、気付いたらお菓子も梅酒も無かった。;; あーあ。。
机はぐちゃぐちゃに荒らされ、大事な大事な醤油も味見されもうハチャメチャ。
片付け大変。


これが残骸。^^;

まぁ普段ゆっくり生徒と写真撮ったり話したり・・・っていう時間が無いから良い機会ではあったんやけど。
次回はちゃんと段取りして、手伝ってくれる人がいないと無理やなー、、と。
良い経験になりました。

ま、生徒は楽しんでくれたみたいなので結果オーライです。^^;

寿司は意外と好評やった!

ハッピとお面も好評!

生徒と。あまり授業に来ない生徒に限ってこういうイベントは積極的よね。

まこちゃん着付け中。メルシー!

兄弟で日本語の授業を受けてくれて いる二人。イゴさんとフランクさん。
おぉ~お箸上手!^^

色が黒いから浴衣が映える!

「たまごをたべます」発言をしたのが、彼。w

2011年12月20日火曜日

おもしろ日本語。

日本語教師をしていると、思わず笑ってしまうような日本語に出会う事が多々あります。
※これは初級の学生の作文です。

テーマ:わたしの1日

7じにCESAGへきます。

べんきょうします。

しゅくだいをします。

12じはんにわたしはひるごはんをたべます。

それからうちへかえります。

じゅーすをのみます。

それからたまごをたべます。

テレビをみます。

23じにねます。


・・・たまごをたべます?w
ちゃんとした1日のスケジュールに、「たまごをたべます」が入ってて、それを自信満々に発表する彼に笑けました。


あと、形容詞「つめたい」の例文で、

この ほんは つめたくない です。

とも言ってた。ww


間違ってはないんやけどね。。^^;
彼は日本語のセンスも笑いのセンスも抜群!

これから楽しみな生徒の一人です。^^

2011年12月12日月曜日

先日。

癒しを求めてフィムラに行ったところ!!!

きゃあああああーーーー♪





同期あおちゃんのお家に子犬が!!
生後4週間の『ビンゴ』

まだヨチヨチ歩きで、ミルクも哺乳瓶からしか飲めません。
4日間、思う存分遊んで来ました。^^

ビンゴとあおちゃん。


・・・帰る前日、「明日この子ダカールに連れて帰っていい?」って聞くと、

「いいよー♪」と。笑

いいんかい!って思いながらも、冗談半分で
「じゃあ明日一緒に帰ろなー、ビンゴ!」って言って就寝。

次の日は朝4時のバスやったから勝手に家を出たんやけど。

・・・ダカールに戻ってありがとうのメールをすると、同期から返事が。

「なんでビンゴ連れて帰らなかったのー?朝起きているからびっくりした。ビンゴふてくされてたよ。」と。。

本気やったんかい!^^;

私以上にかわいがってるはずやのに、物とか人に対する執着心が薄い彼女。
さすがです。


あーあ、それやったらホンマに連れて帰って来たらよかった。笑


2011年12月11日日曜日

ヴァンパイアダイアリー。

という海外ドラマにハマっています。w
同僚に貸してもらってるんやけど、毎回めちゃくちゃ展開早いし、スリルがあるん。
まぁ、、ヴァンパイアと狼男と魔女っていう超!非現実的な話やけど。^^;

これにハマってる理由は他にもあって。
言語。
英語を聞きながらフランス語字幕で見てるからかーなり新しい発見が多い。

私はフランス語を話す時、頭の中で英語で考えます。
日本語は出て来ないからたぶん通訳とかは向いてない。
フランス語は英語に近いから似たような言葉も多いし、字幕見てると実際に会話で使う表現を文字で追えるのはすごく勉強になります。

・・・最近はフランス語、だいぶ居心地が良くなって来ました。^^

来年はウォロフ語を頑張ろうと思ってるんやけど、やっぱり言語なんて所詮コミュニケーションツール。何とかなるもんで。w
ここに来るまでは、フランス語と、現地語(ウォロフ語とか諸々)が別にあるってことを聞いて正直ビビってた。

でもここでフランス語を使って生活、仕事をすることで、目標の3言語(英語、フランス語、スペイン語!)習得も夢じゃないって思えるようになって来ました。
30歳までにこの3つ話せるようになりたいなー

・・・ヴァンパイアダイアリーはグロテスクで毎回人がたくさん死ぬけどお勧めです。
個人的にはセックスアンドザシティーより面白いと思うんやけど。
私の趣味はあまり当てにならないらしいのであしからず。^^;

2011年12月8日木曜日

多忙。

授業を始めてから最近やーっと自分のペースが掴めて来たんやけど。
とりあえず、忙しい!!!;;

6クラス、週20時間。
1人とか2人の少人数クラスから、30人の大人数クラスまで毎日全力投球です。。
火曜日以外は夜7時半とか8時まで授業してるから平日はプライベートの時間、ほぼゼロ・・・
準備が上手く進まなくてお昼食べれない事もあるし、準備して臨んでも全然上手くいかなくて落ち込んだり。逆に準備しなかったのに上手くいったり。w
相変わらず情緒不安定な日々です。笑

どうしたら上手く教えられるんかなー・・・
教える、っていう仕事は大好きなんやけど、内容が難しくなるにつれて生徒のモチベーションが下がって行くのが目に見えて分かるから難しいです。

とはいえ、、生徒との関わりは日々楽しくなって来てる。
知らない人にも「こんにちは!」って言われたりして日本語の挨拶が流行りつつある気がします。^^

プライベートも全力で遊びたい私としては平日にご飯食べに行ったり友達と会ったり出来ないのがキツイですが。。
(そういえば最近セネガルの友達に全然会えてない・・・;;)
もうちょっとで冬休み!!w
教師になってもやっぱり休みが待ち遠しいです。。

2011年11月30日水曜日

国際ボランティアデイ。

・・・というイベントがありました。
セネガルにあるボランティア団体(日本、韓国、フランス、ベルギー、アメリカ、セネガル等)が一斉に会議、活動紹介、国紹介なんかを行うイベント。

私は「日本ブース」担当で今回も浴衣着用で頑張ったんですが。
イベントの進行はセネガルタイム(予定より2時間押し)・・・
そして予算削減でブースの規模ちっちゃ・・・ **;

今回日本ブース担当でお願いします、って言われたから日本語の模擬授業とか、音楽とか、おもちゃとか、お箸とか、本当に色々準備した。
・・・のに、結局出番があったのはおもちゃと習字用具と浴衣のみ。;;

午前中は子供だらけ。。

名前を漢字に。「蒸多波(ムスタファ)」w

良い機会やから生徒も呼んだんやけど、予想以上に早く撤収になるし、なんか思った以上に小規模やしで、バタバタした状態のまま終了。。。
一体何やったんや。^^;

日本語の授業が出来なかったのは残念やったけど、初級とレベル2の学生が上のレベルの学生に会えたことは良かったみたい。
私とペラペラ日本語で話すセネガル人学生を見て、「自分もこんな風に喋りたい!」って言ってくれてた。

生徒と。

ノリノリでポーズ。

みんな浴衣気に入ってた。

「CESAGでも日本祭やるよー^^」って言ったらみんな「いつ??!」って速攻聞いてくれてたから、日本クラブも早く結成しないとなぁ。。

なんか疲れたけど、生徒の日本語に対する熱心さが伝わって嬉しくもなった一日でした。
あたしも着付け覚えないと。。^^;

2011年11月29日火曜日

その後②

日本語クラスを開始して数週間・・・
だいぶクラスの雰囲気も掴めて、みんなのキャラクターも分かってやり易くなって来ました。
まぁ日本語が定着してるかどうかは別として。。^^;

他の授業があるって言われたら仕方がないんやけど、みんな来たり来なかったりで、一番悩んでた大人数のクラスは毎回25人ぐらい。
あとの20人どこ行ったんや。ww でも正直、これぐらいがやり易い。

夜のクラスもだいたい25~30人ぐらいかなあ。
そんな中でも毎回張り切って来てくれてる子もいるので(昼と夜2回来る子もいる!)、そういう子を育てて行けたらいいなぁ・・・

あたしのクラスは会話やったり、前で発表したり、ビデオ見たり(この間トトロのご飯食べるとこ見せた)、ゲームしたり。楽しい・・・とは思う。
でも楽しいと、面白い・勉強になる、は違うんよねー

セネガルでの日本語学習の現状を考えると、初級は「楽しい」だけの日本語でも良いのかなー、挨拶と自己紹介ぐらい出来たらいいのかなーと思ったりもしますが。
ホンマにどうしたら日本語って定着するんやろう。

みんな意外と「ナルト」を読んでるようで。
教師として読むべきなんかなと考え中。

相変わらず毎日てんやわんやですが、日本語教師楽しくなって来ました!^^*

2011年11月23日水曜日

タリベ。

途上国の多くに「孤児」とか「物乞い」と呼ばれる子供達がいるように、セネガルにも「タリベ」と呼ばれる子供達がいます。
やっぱり大人のしわ寄せを受けるのはいつも子供で。
私は日々、セネガルで家族の温かさを感じているだけに、本当にツライ現実。

タリベにすごく興味があって、セネガル人にもよく質問するんやけど、今までで分かったことを報告します。

『タリベ』とは一般に、親が子供をマラブーと呼ばれるイスラムの宗教指導者(日本でいうお坊さんみたいな)に預けて修行させるんだと。
女の子はお手伝いさんになることが多いから、タリベは男の子のみ。
マラブーが子供達の身の回りの面倒を見て、コーランを勉強させる代わりに、日中は町で道行く人々に食べ物やお金をもらい、それをマラブーに捧げるんだと。

・・・っていうのは表向きの説明。
子供達が『タリベ』になるにはたくさんの理由があるようで。
親が面倒を見られず捨てられた子、結婚する前に出来てしまった子、離婚した後に捨てられる子、など。
はい、全部大人のエゴですが。これがセネガルの現実。
マラブーに・・・っていうのも、どうやら誤解があるようで。
実際はお金の為に子供を出して、何も持って来られない子供に暴力を振るうんだと。コーランの勉強も実際にしてるのかは分かりません。

考えれば考えるほど悲しくなりますが、だからと言ってタリベにお金をあげれば解決される問題でもない。

タリベはだいたい13~14歳までで、大人になると犯罪に走ったり、家具作る仕事をしたり、マルシェで働いたり、バスでお金を徴収する仕事(車掌さんみたいな)をしたり。

情報源はセネガル人とのおしゃべりなので、間違っていたらごめんなさい。^^;

そういえば、この間タリベの家を見て来ました。
小さい家に100人ぐらいのちびっこモンスターが住む家。
カオス過ぎて写真は撮れなかったけど、みんな楽しそうに遊んでたから、そんなところを見ると安心してしまう。
もっと仲良くなってタリベのこと、知りたいなー・・・

これはクサナール。この子たちはタリベかな?よく分からん。違うかも。w

クサナールはダカールとは全く違う景色。早く田舎に旅行行きたいー;;
 これは水汲みをする子供。

A型。

私の家族は全員A型。
だから私は純A型のはずなんやけど、なぜか「O型やろ~」とか「B型っぽい~」とか言われることが多い。
そして私もそう思う。^^;

でも!!
一人暮らしをしていると、自分がA型かもって思うことが多々あります。
例えば、掃除と洗濯。
掃除は絶対毎日するし(掃き掃除は朝と夜の2回!)、洗濯も3日に1回はする。
あたし几帳面やったんや、って思い直してる次第です。w

ま、でも元々「血液型なんて信用してへんねん~人間4つのタイプになんて分けられへんと思う。」って大学の頃から言い張ってたんやけど、協力隊員は同じ意見の人が多い。

・・・やっぱりアフリカに来る人は変わった人が多いんかな。w

2011年11月18日金曜日

その後。

・・・日本語クラスですが。
登録人数は70名超え!
初級クラスは昼と夜の2つに分けることにしました。

まぁ、何だかんだ言って20人ぐらいやろう・・・と思っていると。
甘かった。^^; 昼のクラスは45人!
45人の立派な大人に、週2回、日本語の授業を2時間・・・を、3か月??!
ありえん!!!!!w 

夏休みは5人で、のほほーんとやってたのに。w
もぉ声張り上げるのに必死やし、細かい説明できない。
おまけに後ろから途中で遅れて入って来る人、多数。。

途中で「せんせーい」って呼び止められたり、
プリント足りないって言われたり、
「進むの早い!」って文句言われたり、
前で発表中やのにザワザワしたり。。

少人数よりもにぎやかで楽しいし、やりがいはあるんやけどね・・・
どうしよ。w

そして、そのクラスの子たちが外で日本語で挨拶しまくってるからまた他の生徒が登録に来る・・っていう。 めっちゃくちゃ嬉しいんやけど。

プレッシャー!! ;;

2011年11月14日月曜日

最近。

本格的に仕事を再開しました。
私の仕事内容は、日本語クラスの生徒募集、授業準備、授業実施、クラブ活動・イベント実施。
ボランティアのはずやのに、教職員のようにマンパワーとして働いています。。

今は学生の募集と授業準備中で、毎日事務所に来る学生とスケジュール調整してるんやけど・・・

10月・11月からがこっちの新学期らしくて、若い子がいっぱい。
そして、日本語クラスの人気もすごい。
ちょっと興味があって・・・っていう子がほとんどですが。^^;

今週から初級クラスを始めるんやけど、もう既に希望者50人超え!
まぁ、、今までの経験から多くてもこれの3分の1か、4分の1ぐらいの学生しか来ないやろうけど。
(この人数のコントロールが本当に難しい。。++;)
やっぱり新しい生徒との授業は楽しみ半分、緊張半分で。

レベル2も初級を受講してた学生のほぼ全員が来てくれるっていうので嬉しい限りです。^^
これに加えて社会人クラスも継続して、クラブ活動も始めて、小学校やYMCAにも行って・・・大丈夫か、あたし。
なんか相変わらず気ばっかり焦ってる。

最近もアップダウンが多いけど、2年間しかここにはいれないのかと思うと、悔いのないようにやろう、と思えます。^^
あぁー明後日から新しいクラスの授業開始。 wish me a good luck!!

2011年11月12日土曜日

カレー。

私はティエスの家族に本当に家族のように扱ってもらっています(と思います)。
家族のみんなはどう思ってるか分からんけど、私は不満なんて一つもないし、今回も4泊させてもらったけど、居心地が良くてもっと一緒にいたいと思った。

そんな、お世話になってる家族に何かしたい・・・と、タバスキ後、ダカールに帰る前にみんなにカレーとデザートのフルーチェを作ったん。

「日本食を作る」って言うともう家族の中で一大イベントみたいになって。
前日から明日は何時に起きてマルシェに行こうとか、どんな料理なんだ、とか質問攻め。笑

で、その日は予定通り8時には起きて子供たちとマルシェに行って、カレーの人参、じゃがいも、牛肉を購入。


・・・と、ここまでは良かった。w

帰ってから野菜を切るのを子供たちに手伝ってもらっていると、ママが横からそんなんじゃだめ!と言って来た。
「ダメも何も、日本ではこうやってるよ。」って言っても、「玉ねぎの切り方はこう!」と細かく切られてしまいました。

まぁ、、しょうがない。
どんな風に切ってもまぁ味は変わらんし・・・

と思っていると、調理の時に、まずはお肉を水に入れて沸騰しろと言われる。
硬いと食べられないから、と。
「水は後で入れるから大丈夫、まず野菜と肉を炒めてね・・・」って言っても、セネガルではそんなことしない、と。。

うーん・・・^^;

ここはあたしが押し切って肉と野菜を炒めて、子供たちもずーっとそれを手伝ってくれた。

ママがちょくちょく見に来ては、「そんなやり方・・・」みたいな目でこっちを見るのも気にせず、「大丈夫やから~あたしカレー作ったことあるし!」って言ってたんやけど。

いざ出来上がったら、子供たちと味見。みんな美味しいー!って言ってくれた。
「よし、じゃあ後は時間になったらご飯にカレーを注いで出すだけ。」と思ってたら。。

ママと長女のDiabouが味見をしたらしく、私の元へ。。

嫌な予感。w
なんでも、「辛さが足りない」と。。。
コショウと、ニンニクと、トウガラシを入れた方がいい、と。
肉も足りないから、昨日の羊肉を入れよう、と。

抵抗したけど聞き入れてもらえず。
見るとイライラしてしまうので、私は調理放棄。


なんだかなー・・・

出来上がったカレーは、ちょっとピリ辛で、まぁ普通に美味しかった。
でもカレーの他にセネガル料理「ヤッサ」もママが用意していて。

みんな、「美味しい!」「ありがとう!」とは言うものの。
最後はヤッサ食べてた。笑 ^^;

カレーでこんな反応やったら、寿司や天ぷらなんて絶対作れへんなー
価値観を変えるのって、難しいって本当に思った。

たかが料理、されど料理。
今回の事なんて本当に小さいことやけど、セネガルの中ではわりと都会のティエスでさえ、外から入ってくる物に対してこんな反応。。
しかも何を変えろ、という訳ではなく、私の作る日本食を食べてみてほしかっただけ。
保守的というか、順応性がないというか、臨機応変じゃないというか。

そうなると村での村落開発って大変な仕事やな、って思った。

もぅ家族には料理しませんー笑
デザートだけにしよう。フルーチェは受けたので。^^;

やってもらってばかりで、、、って思ったけど、何も物でお返ししなくてもいいのかもしれない。
今までみたいに子供と歌って、ゲーム教えて、遊んでっていうのでいいのかもしれない。
きっと何かを返して欲しいなんて求められてない。だって家族やもん。

なんだか色々考えさせられた日でした。

子供は気に入ってくれたんやけどねー

2011年11月10日木曜日

TABASKI。

セネガル最大のイベント、タバスキ(犠牲祭)。
それはつまり、私たちが子供の頃にクリスマスやらお正月やら誕生日やらを楽しみにしてたのと同じ感覚のようで。w
そんな特別な日に、「家族で一頭、羊をさばく」というのがとってもアフリカ的ですが。笑

今回、またまたティエスの家族の元に帰りました。^^


我が家の羊。めりーさん(仮名)


タバスキ前日に子供に、「マタ(私の名前)はいっつも遅くまで寝てるから、明日は8時には起きるんやで!」って言われて勝手に携帯の目覚ましをセットされる。w

そして当日、朝になると何やかんや7時半に起こされて、「マター!!!」って子供が言うから、「何?」って聞いたら、ニコニコしながら「今日はタバスキやで♪」って。笑

かわいすぎる!!
知ってるよー・・・^^; そのために来たんやん!w

羊をしめる以外は、コリテと何ら変わらないような気がしましたが。。

男性陣は朝からセネガル服に着替えてモスクへ。
モスクではお祈りをした後、マラブー(イスラム教の宗教指導者)が羊を絞めるらしい。

初登場・パパ。

で、帰って来たら包丁を用意して、男性陣で羊をしめる。
男の子たちが羊を押さえてる間にパパが首を切ってとどめを刺した後、血抜きをして、長男の指示でみんなでバラバラに。

動物を捌くところを見るのは私は今回で3回目。
鶏、豚、羊・・・

息をしてる時はごめんね・・・って思うんやけど、血抜きして、皮を剥ぎ始めると恐ろしいもので、美味しそう!と思うようになっていました。。^^;
皮剥ぐのも手伝ったしね。


みんなでお手伝い。楽しい。


内臓はすぐに炭焼きに。

0歳児だって食べる!笑


そして子供の相手。           今回は、アルプス~いちまんじゃ~くを教えたら大流行した。w

・・・この日は本当に一日ずーっと羊肉を食べて。
夜になると、みんなでオシャレして、子供達と一緒に近所にお金をもらいに。^^

 かわいい!

あたしはコリテの時に作ってもらった服でいいや、って思って今回何も持って来なかったんやけど。
家族にそんなのダメ!と言われ・・・前日に服とアクセサリーを買って来てくれて。
しかも近くのお家で髪を編んでもらって。
全身、完全にセネガル人チョイスのファッション!

「ブルー&オレンジ!」w

一応今年27になりますが、何か?^^;

なんだか、ティーンエイジャーのようですが。。笑
家族や近所では評判でした。^^;


いつも一緒のSalyとMariama。

14歳のFatouの方がよっぽどキレイ。


問題児二人もかっこよく見える。


タバスキは食べまくって、遊びまくって、オシャレして。。。
そんな、いろんな欲求を満たした、盛りだくさんの1日でした。^^

・・・物質的な豊かさはもちろん日本の方が断然上。
こっちでは誕生日もほとんどお祝いしないし、プレゼントなんてもうら機会無いと思う。
でも、家族みんなで協力して羊をさばいて、料理して、一緒に食べて。
髪編んで、オシャレして、あーだこーだお喋りして。
そんな時間が、なんだか懐かしく感じました。


~余談~
羊を絞める作業は男性陣の仕事なんやけど。一番年下の、私のお気に入りSidiは作業中、呼んでも呼んでも来なくて、しまいには家の中に隠れてしまった。
後でお母さんに話を聞いてみると、Sidiは前日まで「どうして羊を殺さないといけないの?明日はチェブジェン(野菜と魚の混ぜご飯)やヤッサプレ(鳥肉の混ぜご飯)でいいやん!」ってずっと言ってたんやって。
かわいすぎる!!!!
そんな心優しい、臆病なSidiもそのうちしっかりと手伝うようになるんだろーな。。
大好き!!

2011年11月3日木曜日

あっちにも。こっちにも。

あっちにも。







こっちにも。







羊 ・ 羊 ・ !!


週明けがタバスキ(犠牲祭、別名:羊祭)なので。

街は羊屋さんだらけです。。
ダカールでは小さいので1頭60,000FCFA~(1万円ちょっと)だそうな。
週明けにはみーんな人間に食されるのかと思うと恐ろしく残酷ですが。
タバスキ楽しみ。^^

ティエス帰ろ~っと♪

2011年10月31日月曜日

比較。

って、何でしてしまうんやろう。

私は海外に行くと現地の人の生活に入って日本人との関わりを断ち切る方で。
ずーっと日本人、日本語に触れずに生活する、ってことがよくある。

けど、今回は少し特殊。
仕事も日本語教師やから、おもいっきり日本語使うし、JICAだったり、大使館だったり、隊員のイベント?だったりと、横の繋がりが強い。
色んなところで関わらざるを得ない。
それに助けられることも、もちろんたくさんあるんやけど。

私の場合は首都にいながらほぼ一人きりの任地なので先輩・後輩の関わりは全くないんやけど、仲良くなって遊びに行ったりすると他の人の生活環境、人間関係、仕事・・・など色々と比較してしまうわけで。

フィムラで村の生活を見て、また少し落ち込んでたんですが。
幸い、仲良しのマドがクールムサからダカールに来ていて。
しかも美容師の勉強するからこれから暫くダカールにいるらしくて!!
年下やのに色々聞いてもらって、ご飯ご馳走になって、髪も編んでもらって、気分転換。
本当に救われました。^^

マドと妹のベティ―♪大好き。

持つべきものは友達。
隣の芝生は青い!・・・のかもしれない。

少し日本人コミュニティーに染まりつつあったから、自分のアイデンティティーを思い出して自分らしく行こうかな。

今日から仕事再開!

2011年10月30日日曜日

la journée de la Corée。

というKOICA(韓国海外青年協力隊)のイベントに行って来ました。^^
要は、韓国の文化紹介イベント。

韓国語、韓国料理、ゲーム、お絵かき、衣装体験など色んなブースがあって。
私も来年は日本の文化紹介をやらないといけないので、どんなブースが受けが良いのか、自分だったらどうするかなーっていう目線で見に行ったはず・・・ですが。

途中からそんなこと忘れて、しっかり楽しんで来ました。^^;

中国、韓国、日本の民族衣装紹介。
 試着中。。
セネガル人2人が新鮮!

私も着てみた。笑















私、結構似合ってませんか?笑
こういう韓国人いる!!w

韓国人と日本人ってやっぱりお互い親しみがあって、すぐ仲良くなれる。
日本語習いたい!って言ってくれる人がいたり、日本語既に結構ペラペラの人もいたり。
短い時間だったけど楽しかったー^^

来年、あたしあんな風にCESAGで出来るかなー・・・
人、集まってくれるかなー・・・

少し自分の活動に焦りも感じた1日でした。

2011年10月21日金曜日

母。

が来ました、セネガルに。笑
なんてフットワークの軽い母親・・・^^;

ニュージーランドにいた時にも、オーストラリアにいた時にも遊びに来て、
まさかまさかアフリカには・・・と思ってたんやけど。
そのまさか!すごいバイタリティー。

でも救援物資(日本食、化粧品、衣類、おみやげ・・・)を大量に持って来てもらったので
本当に助かりました。

授業は今やってなくて、見せられなくて残念やったんやけど。

一緒にサンルイに行ったり、















ロンプールに行ったり、

 

















ティエスの家族に会ったり、






















クールムサの友達に会ったり、

















私の生徒とご飯食べたり、、















本当に盛りだくさんの1週間でした。^^

こっちに来て今月末で7か月。
活動が上手くいかなかったり、無意味に焦ったり、人と比べて落ち込んでしまうことも多くて、
自分の成長を感じる機会があまりなかったけど。

私のことをよく知ってる母に客観的に自分を見てもらうことで、色んな場所で色んな人に会うことで、
7か月前は全く何も出来なかった自分も思い出して。
本当に良い人たちにめぐり合って、すごい経験させてもらってるなー・・・って思えた。

毎日私のペースで連れ回したから大変やったと思うけど。
来てもらうことで私自身気づくこと、学ぶことがたくさんあって充実した1週間。

遠くから来てくれた母にも、温かく迎え入れてくれたセネガルの家族、友人、生徒にも感謝感謝です。
ありがとう。