2012年7月19日木曜日

豚を食す。

最近バカンスに入り、実は色んなところに旅行しています。
書きたいことがたくさんあるので、ぼちぼちアップして行こうと思います。^^

今月初めに同期4人で、あおちゃんの任地フィムラへ行って来ました☆
実はフィムラ、4回目?5回目?
私は行き過ぎているので、フィムラ観光大使に任命されました。笑^^;

今回は同期のガボン隊員セコンヌが来セネのため集合!
みんなで鶏捌いて、島行って、釣りして、泳いで、テニスして、卓球して、飲んで、食べて・・・と遊び、、夜はみんなでご飯作って、ドラム缶風呂入って、七夕の願い事書いたり、散髪したり。。
なんか、協力隊っぽい!w

鶏捌き中。
 海の男。
セコンヌと。
 人が釣った魚で。^^;
空が広ーーい!!
夜ご飯はユッケ!
星に願いを☆
散髪!


そしてそして、3日目はフィムラの隣村へ。
目的は「豚を絞める」ため。
既に豚を絞めるところを見たことのある私は正直、あんまり乗り気じゃなかった。
私が見た時は首を落としてから息絶えるまですっごい時間がかかったから。
豚の鳴き声がずっと鳴りやまなくて、苦しそうな呼吸をずっと息絶えるまで聞いてたから。

ロバ車でフィムラを出発し、昼過ぎに村到着。
あおちゃんの素晴らしいセレール語と人脈で35,000FCFA(約7,000円!)のちょっと大きめの豚を買った。


・・・そこからが全てのスタートでした。笑

子供たちと村中駆けずり回って豚を追いかけて。
やーっとの思いで子どもたちが豚捕獲。

豚をじりじり追い詰める。
村の子どもたち。
走り回ってやっと捕獲!

やり方の分からない私たちは、セネガル人にお願いして心臓を一突き。
今回は、なんとあっという間に息絶えました。

手伝ってくれた子供たちと。
私はこの子と一緒に村中走った。


その後は豚を海に持って行って洗う→毛を剃る→内臓を取り出す→切り分ける。
※気分を害するような写真かもしれません。すみません。
でも、これが現実。
スーパーでばら売りされるまでにはみんなこんなプロセスを経てる。
日本では工場で、薬と機械を使って行われるのかなーと思うと恐ろしく残酷ですが。
海へ運ぶ。
毛を剃る。
内臓を取り出す。
レバーゲット。
切り分ける。

炎天下の中、2時間強・・・
そんなこんなで、バラバラにした豚をあおちゃん宅まで持ち帰りました。
そして、みんな思い思いの豚料理開始!


モツ焼き
トンカツ
しょうが焼き
スペアリブ
冷しゃぶ
豚骨ラーメン
バーベキュー
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  ・

結構な量を作り、大満足。
イスラム教徒は食べない、セネガルでは手に入りにくい豚肉を食す。
自分たちで絞めて(結構手伝ってもらったけど)、料理した豚は新鮮で本当に美味しかったです。

ラーメン屋「田中軒」。
星を見ながらご飯。

・・・最近、動物を絞めるところを見ることに抵抗が無くなりつつあります。
慣れって、怖い。

次は自分で鶏を絞めてみたい。
命を頂く。。
昔、偽ベジタリアンだった私には考えられない行為やけど、物事の過程を知るって本当に大事。

命を頂いてるということ、忘れないでいたいです。


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