ここではほぼ宗教の事に触れていないので、今回は少し真面目な話。
今、セネガルはラマダン中。
今年は8月初めの満月から次の満月まで。8/1~30までかな?
私も宗教に詳しい訳じゃないんやけど、ラマダン中は日が出ている間は全ての欲を断ち切って、貧富の差に関係なく同じ苦しみを味わい、神様に感謝するんだそう。
具体的に何をするかというと、禁欲、禁酒、禁煙、断食。
一番大きいのが、断食。
断食って言っても、日の出から日没までの日が出ていてる間だけで、日が落ちたらきっちり日中食べれなかった3食を食べる。
※関係ないけど、フランス語で日の出はlever du soleil(太陽の目覚め)、 日没はcoucher du soleil(太陽の就寝)。かわいい!!w こういうとこがフランス語好き。
・・・ラマダン中は一般的に、日が沈んだらまず軽い食事(パンとか)、その後家族でご飯、そして、朝は日の出前に起きて、お祈りをした後に朝ごはんらしい。
この3回の食事は普段より豪華なものを食べて、日中はこのクソ!(失礼^^;)暑い中、飲食禁止。
水も飲まない、唾も飲み込まない人もいるらしい。
っていっても・・・
私の周りは「バイファイだから」とか「疲れるから」とか言ってやってない人も多いんやけど。。
私、個人的には、ラマダンの意味が分かりません。
日中の飲食禁止は、どう考えても体に悪い。
水も飲まないなんて脱水症状になると思う。
ラマダン中はなんとなーくみんなダラダラ。
集中力が欠けるし仕事の効率も落ちる、日中レストランは開いてない、水売る人もいなくなる、タクシーなくなる、学生の授業態度も悪くなる・・・など色んな影響が出ます。
今回、ホストファミリーに会いに行ったのはラマダンを見てみたいっていうのもあって。
私の家族は結構厳格なイスラム教徒やから、1日5回お祈りして、大人はみんなもちろん日中は断食、日が落ちてから3食きっちり食べてました。
子供とか妊婦さん、病気の人は除外やから、私は子供たちと一緒にご飯食べさせてもらってたんやけど。家族にも、学校の職員にも、「あずさもやったら?なんで断食してないの?」ってからかわれる。
いくら、体に良くないと思う!って言っても宗教的なことやから、いや、体にはいい!って言われてしまう。
まぁ・・・宗教の自由ですね。
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